コンサルの面接で必須!フェルミ推定の問題を実際のコンサルタントが解いてみた②
みなさんこんばんは!TDerです!
今日は前回に引き続き、フェルミ推定の問題を解いていこうと思います!
みなさんフェルミ推定って実はコンサルティングファームの面接だけでなく
商社や外資系証券や外資系投資銀行でも出題されるんですよ!
論理的思考を図るためのツールとしては手頃感はあると思いますが、
対策さえすれば誰でもできるようになるので自信を持って取り組んでいきましょう!!
フェルミ推定ってなんか難しそう、、とお思いのあなた!
やればやるだけできるようになります!脳トレとしても優秀な問題だと私は思いますので、
トレーニングがてら一緒に解いてみませんか?
それでは今回のお題はこちら!
目次
「日本にあるガソリンスタンドの数」
それでは解いていきましょう。
〜実際に解いてみる〜
面積ベースで考えていきます。
日本の面積は約38万㎢であり、山地と平地の割合はおよそ3:1です。
(これ意外とフェルミ推定を解く上では大事なので覚えておいてくださいね。)
①平地の面積と山地の面積を求めていきます。
平地:38万㎢×1/4≒10万㎢
山地:38万㎢×3/4≒30万㎢
となり、平地はさらに田舎と都会に分けられます。
田舎と都会の割合はおよそ3:1として考えます。
都会:10万㎢×1/4≒2.5万㎢
田舎:10万㎢×3/4≒7.5万㎢
となります。
②具体的にガソリンスタンドの件数を推定していきます。
②-1
都会については、1km平方あたりに1件あると仮定して考えていきます。
つまり、1km×1km=1㎢に1件ある計算となります。
2.5万㎢/1㎢=2.5万件
都会にはガソリンスタンドが2.5万件ある計算となります。
②-2
続いて田舎にあるガソリンスタンドの件数について考えていきます。
田舎については5km平方あたり1件あると仮定します。
つまり5km×5km=25㎢あたりに1件ある計算となります。
7.5万㎢/25㎢=3000件
田舎にはガソリンスタンドが3000件あることが算出されましたね。
②-3
続いて山地にあるガソリンスタンドの件数を考えます。
山地では10km平方あたりに1件あると仮定して算出してみます。
10km×10km=100㎢あたりに1件ある計算ですね。
30万㎢/100㎢=3000件
③最後に産出された件数を合計いたします。
2.5万+3000+3000≒3.1万件
よって日本にあるガソリンスタンドの数は3.1万件と算出されました。
〜実際に検証してみる〜
経済産業省のサイトを確認してみると、日本にあるガソリンスタンド数は
31,467給油所あるとのことです。
今回はかなり良い線をいっているのではないでしょうか。
仮定が正しく立てることができていたように思いますね。(結果論ですがw)
〜その他のアプローチ方法〜
例えば1年間のうち日本にある自動車が必要とするガソリン量を満たす分だけ
ガソリンスタンドがあると考えるアプローチ方法がまず挙げられますね。
計算式としては、
日本の自動車台数(8000万台)×1台当たりの年間平均ガソリン使用量/ガソリンスタンド1件あたりの年間ガソリン供給量
となりますかね。
他のアプローチとしては、
日本に輸入および自国で採掘されているガソリン量/ガソリンスタンド1件当たりの年間必要ガソリン量
でも算出できますね。
〜最後に〜
最後まで読んでいただきありがとうございます!
前回の記事では人ベースでコンビニの年間売上について記載しましたが、
今回は面積ベースで考えていく問題を解いていきました!
この記事を読んでくださった方は解けたでしょうか?
是非是非訓練を積んでフェルミ推定を楽しく解くことができるように一緒に頑張りましょう!!
実際にフェルミ推定を始めるうえでの導入として取り組んだ本は以下になります。
是非是非手に取ってみてください。読むと読まないとでは学習の効率が100%違います。⇦