内定を取るためにコンサルタントが行った業界研究と企業研究のやり方
みなさんこんにちは!TDerです!
昨日の記事にも記載していたようにこの記事では私が実際に行った業界研究と企業研究の方法を伝授いたします!
この記事で記載している方法を実践することにより、下記3点の利点があります。
①第一志望の企業の面接官と同じ目線で話すことができる!
②正しい方法で業界研究・企業研究を行っていない就活生と差をつけることができる!
③大企業だからという理由で第一志望を決めることなく、自分が本当に行きたいと感じる企業を見つけることができる!
それでは業界研究と企業研究のやり方について説明していきます。
業界研究と企業研究とは?
そもそも業界研究と企業研究が何を指しているのか、正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
どちらも同じものを指しているのでは、と思う方もいるかもしれませんね。
私の理解は下記になります。
業界研究は自分が志望する企業が属する業界について調べ、自分の意見を持つことであり、
企業研究は自分が志望する企業について調べ、自分の意見を持つことであると考えております。
就活サイトには業界研究や企業研究は調べるとこまでしか解説していないところもあると思いますが、
私は各業界・各企業の行っている施策、取り巻く環境等について自分の意見を持つことまでが業界研究・企業研究のゴールだと思っています。
就活生の皆さんもただ調べるだけでなく、意見を持つところまで突き詰めて考えてください!
なんで業界研究と企業研究は大切なのか?
それでは何故業界研究と企業研究が大事なのでしょうか。
もちろん各業界・企業の理解を深めるためですが、
もっと就活生の視線に立って答えるならば、
業界研究や企業研究により、面接官と共通の話題を作ることができるんです。
そもそも面接官というのは就活生と1世代程度、歳が離れている可能性が多々あり、
なかなか互いに盛り上がることができる話題はないんです。
上記は就活生にとっても想像に難くないと思います。
そんなジェネレーションギャップがある面接官と就活生の橋渡しをする話題は
業界研究や企業研究により見つける必要があるのですね。
面接官が普段の業務で行っている施策や
仕事をする上で考える必要のある、各企業が取り巻く環境など
業界研究や企業研究をしないと見つかりませんよね。
普段行っている業務について話しかければ
面接官も前のめりで話を聞いてくれることは間違いなしです。
だからこそ業界研究や企業研究をおろそかにしてはダメなんです!
どうやって業界研究・企業研究を行うべきか?
それではここからはこの記事の本題である業界研究と企業研究の方法について記載していきます!
その前に各業界・企業の情報の希少性について考えたことのある就活生はいらっしゃいますでしょうか。
よく業界研究や企業研究を行う際に各社のHPのみしか見ない就活生もいますが、
差をつけるという点では全然足りていないのです。
もちろん各社のHPは必ず見る必要がありますが、それだけで業界研究・企業研究が完了したと考えるのは甘すぎます。
私が考える、業界研究・企業研究をする上での情報の希少性という観点から見た、情報のソースのランキングは下記のようになります。
各社HP < 各社IR情報 < 日本経済新聞等の記事 < 帝国データバンク等の有料リサーチサイト
見ればわかるように無料で得られる情報は誰でもすぐに調べることができるのでその分価値は低いです。
私が実際に行ったのは日本経済新聞で志望する企業や業界の記事を調べるところまで行っていました。
面接官からも良いフィードバックを得られましたので、やり方としては間違っていなかったと思います。
業界研究や企業研究で差をつけたい方は帝国データバンクなどの有料リサーチサイトに登録することもオススメです!
業界研究・企業研究を行う上での新聞記事の見方
私が実際に行っていた日本経済新聞の見方について紹介します!
まず新聞はどこの会社のものが良いか、ですが、
私は企業や業界の記事が他社の新聞よりも多く書かれている日本経済新聞の記事にて研究を行うのがベストだと思います。
実際に行ったのは下記の2つとなります。
①自分が行きたいと思っている企業についての記事を切り抜き、その記事に書いている情報について自分の意見を記す。(企業研究)
②自分が行きたいと思っている企業が属する業界の、他の企業についての記事を切り抜き、その記事に書いている情報について自分の意見を記す。(業界研究)
上記を見ると対象が変わるだけでやっていることはあまり変わらないことがわかると思います。
企業研究とは自分が行きたいと思っている企業が行っている施策について知ることであり、
業界研究とは自分が行きたいと思っている企業の取り巻く環境について知ることなんです。
上記を行うからこそ、よく知らず名前だけで志望企業を決めてしまうリスクも少なくなりますし、
面接官とも共感できる、盛り上がる会話をすることができるのです。
地道な作業ではありますが、自分の心から行きたい企業から内定をもらうためには避けては通れない道なのです!
ここまで説明したことについては難しくはないものの、
面倒な作業で、しかも即効性があるわけではありません。
ビジネスを行ったこともないのに、
中々企業の施策や取り巻く環境に対する意見を持つなんてことも難しいですよね。
しかし、社会人になるとわかるようになりますが、
ビジネスの現場では自分の意見を常に持ち、それを伝えることが求められます。
この企業研究および業界研究が上記の準備運動となることは経験した者としてもうなづけます。
就活生の皆さんも実際に取り組んでみてください!