マーケティングする前に!効果的なリサーチ方法を学ぼう
みなさんこんにちは! TDerです!
今回の記事ではマーケティング施策を考える前段階として、顧客や競合他社などの市場状況を調査するためのリサーチ方法を効率的に学ぶことのできる本を紹介させていただきます!
そもそもマーケティングをやる上で”現状”を知らないと効果的な施策を考案・実施することができないんですよね。
マーケティングにかけられる時間もお金も無限にある企業はどこにもないと思いますので、より効率的に効果のあるマーケティングが実践できるよう市場リサーチは必須になっております。
今回ご紹介する本を読めば、具体的にコンサルタントが実践しているリサーチ方法を学ぶことができます!
コンサルタントとして働いている人はもちろん、会社でマーケティングに関わっている事業会社の方にも非常にためになる内容となっております。
学生の方も、大学のレポートや研究などでリサーチを実施することがあると思いますので、こんな調査方法もあるんだと新たな気付きを得られるかと思います。
今回ご紹介する本はこちら!
「外資系コンサルのリサーチ技法」
です!
それでは早速内容に移っていきましょう!
本の内容
タイトルから分かるとおり、外資系コンサル(アクセンチュア)の方が作成された本ですので、特にコンサルタント向けではありますが、他の職業の方や学生にとってもマーケティングをする際にリサーチする場合やゼミの研究に関するリサーチする場合など活かせる場面は多々あると思います。
そもそもコンサルタントが関わるプロジェクト、特に経営戦略や事業戦略(マーケティング戦略含む)に関するプロジェクトでは仮説を構築し、その仮説を裏付けるためのリサーチを必ず実施いたします。
大胆な仮説をプロジェクト初期に立てるものの、クライアントにFactのない仮説を伝えたところで何を言っているんだという反応をいただくだけです。
仮説構築と合わせてFactを集めるためのリサーチを日々ジュニアのメンバーが実施しております。
ジュニアのメンバーにとってはリサーチが業務の大半を占めるため、効率良くリサーチができないと文字通り死亡します。(笑)
リサーチの目的を明確化し、プロジェクトリーダーとその目的を握らずにリサーチを進めてしまうと必ずと言っていいほど泥沼にはまります。
今回紹介する「外資系コンサルのリサーチ技法」では、リサーチを進める前に”コレ”をやっておかないといけないよね、という点から記載されておりますので、ただ調べるだけのリサーチについて書かれているだけではないのでより実用的です。
もちろん実際にリサーチをする上で、調査に有用なサイトや”情報をつくる”ためのアンケートやインタビュー設計、加えてリサーチに関するケーススタディまで記載されておりますので、リサーチを網羅的に説明した本だと言えるでしょう。(そのくせ、180ページ程度なのでサラッと読める)
「外資系コンサルのリサーチ技法」を読んで、一通り実際に手を動かしてみればリサーチスキルは身につくと思います。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コンサルタントという職業にとってリサーチがいかに大事かということと実際のリサーチ方法を学ぶ上で今回紹介した本は最適だと思います。
最後になりますが、リサーチスキルに加えて非常に大事になるリサーチでの”マインド”について紹介させていただきます。
”Factは泥水をすすってでも死ぬ気で取りに行く”
上記については一般の事業会社のお勤めの方や学生にとってはあまり関係はないのですが、コンサルタントとしてリサーチをするのであれば心に留めておいてほしいマインドとなります。
正直このマインドがないとリサーチは完遂することができません。
コンサルタントにとってもその他の方にとっても非常にためになるこちらの本。ぜひ読んでマーケティング施策の考案や実際のリサーチに活かしてください!