コンサルタントとはプロフェッショナルである。

 
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TDer
新卒で外資系総合コンサルファームに入社し、日系総合コンサルファームに転職。年収は200万円アップを実現。やりたい仕事と年収アップ、両方ともを実現する転職方法について公開。

皆さんこんにちは!TDerです!

 

今回の記事は発展途上のコンサルタントである私が、

実際に業務を行っていく上で意識しなければならない、コンサルタントはプロフェッショナルであるということについて説明したいと思います。

 

■プロフェッショナルってどういうこと?

いきなりコンサルタントはプロフェッショナルだ、とか言われても現在コンサルティングファームに勤めている人や

ファームを志望している方でなければイメージ湧かないですよね(笑)

そもそもプロフェッショナルってどういう職業のことを指すのでしょうか?

例えば野球選手やサッカー選手の様なプロスポーツ選手を想像される方が多いかと思います。

コンサルタントも上記の様なプロスポーツ選手と並ぶプロフェッショナルな職業であると言えます。

 

ではなぜコンサルタントはプロスポーツ選手と同じプロフェッショナルな職業であると言えるのでしょうか。

それにはまずプロフェッショナルという語句の定義をはっきりさせる必要があると思います。

 

プロフェッショナルとは、

成果を出したことのみで評価される職業のことです。

 

詳しく説明していきます。

成果を出したことのみで評価されるとは、

簡単に言えばお金をもらう基準がバイトの様な時給ではなく、自分が行った仕事による成果を基準として払われるということです。

プロスポーツ選手を例にとればわかりやすいと思います。

例えばプロスポーツ選手はどれだけの時間練習したとしても、

どれだけの試合に出場したとしても(もちろん活躍しなければ試合に出ることは難しいですが)、

活躍しなければ給料をもらうことはできません。

これはコンサルタントにも共通で、どれだけの時間働いたとしても仕事で成果、つまりクライアントから契約をもらえなければ

給料をいただくことはできません。

コンサルタントは総じて労働時間が長い職業ですが、それは決して時給のために働いているわけではなく

成果を出すためにそれだけの労働時間を費やす必要があったということなのです。

(巷でコンサルタントの給料を時給換算するとかなり安いと、皮肉にも言われておりますが、、)

 

コンサルタントもプロスポーツ選手と同じく給料が高いと言われている職業ではありますが、

成果や価値を出さなければすぐに首にされる厳しい世界になっています。

 

■実際の業務中に感じるプロフェッショナル意識の必要性

ここからは私が業務をやっていく上で痛切に感じるプロフェッショナル意識の必要性について書いていきたいと思います。

 

どこのファームでもよく言われることですが、新人コンサルタントは年齢を言わないように研修で指導されます。

それはなぜかというと、クライアントからいただく多額の単価に由来します。

例えば新人コンサルタントにも関わらずクライアント企業の部長よりも高い単価が支払われるケースが多く、

クライアント企業からすれば新人コンサルタントの様な業務もよくわかっておらず経験も全くない人に

自社の命運をかけるプロジェクトに携わってもらうのはリスクと言えるからです。

 

もちろん成果を出すのに年齢は全く関係ありませんが、クライアントの立場に立てば本当に新人で大丈夫なのか

一抹の不安は拭いきれないと言えるでしょう。

 

年齢を言わないからこそクライアント企業の方は

コンサルタントが作る成果物やプレゼンテーションに平等に厳しく指摘をします。

 

考慮不足やインサイトの深さが足りなかった時のクライアントからの指摘は厳しく、身に刺さります。

私自身もこれまでたくさん経験してきたことですが、

上司にタスクを与えられた時、目の前に課題が見つかった時など、正直簡単には答えが出せないこともあります。

やり方すらも見当がつかないことも多々あります。

 

それでも食らいついて実行し、クライアントから感謝されてきたのはやはりプロフェッショナル意識が頭の中に常にあったからです。

 

クライアントでも思いつくことをコンサルタントがインサイトとして伝えても

私たちコンサルタントの価値は1ミリもありません。

クライアントが出来ないこと、やり方すらも思いつかないことを解決するからこそ

コンサルタントという産業が必要とされているのです。

 

だからこそ簡単に答えが出るような問いは全くないと思っていた方がよく、

そこで諦めてしまうような人はコンサルタントとしては向いていないと言えるでしょう。

 

自分たちの価値はなんなのか、成果をあげるとはどういうことなのか、突き詰めて考え続ける人にのみ

成功は訪れると私は信じています。

 

理不尽な要求ももちろんありますが、そのハードルを超えられた時こそ、

コンサルタントとしての存在価値を示せた時です。

 

やっている間は辛いことも多々あり、やめたいなと思うことももちろんあります。

ですが、これほどまでに自分はプロフェッショナルだと強く意識する職業もあまりないでしょう。

私自身ももう一度帯を締め直し頑張らないといけないと思います。

 

■終わりに

今回の記事はコンサルタントとしてのプロフェッショナル意識について説明してきました。

自分がアサインされたプロジェクトにおいて、クライアントに自分が出せる最高の成果を出し続けること、

それこそがコンサルタントの存在価値であると言えます。

 

今回の話からは若干ズレますが、コンサルタントの面接で志望動機として、

他の職業と違って成長することができるから、と答える人がいますが、プロフェッショナルになれるのか不安が残ります。

というのも、コンサルタントになったから成長するのではなく、クライアントのために価値を出すために成長しなければ

プロフェッショナルとして生き残ることができないからなのです。

 

上記をわかっていない人は例え運よくファームに入ることができても生き残ることは難しいと個人的には思います。

 

少し脱線してしまいましたが、今日の話はいかがでしたでしょうか。

たまにはコンサルタントの意識などの紹介も読者の方のなかで興味がある人もいるのでは?

 

読んでいただきありがとうございました!

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